7つの習慣
スティーブン・R・コヴィー
★★★★★
人生とキャリアの本質的な成功を導く7つの習慣を解説。主体性・目標設定・Win-Winの思考など、長期的な成功の原則を体系化した不朽の名著。
この本で学べること
- ✓主体的であれ:環境や他人のせいにせず、自分の選択に責任を持つ
- ✓終わりを思い描くことから始める:人生の最後から逆算してキャリアを設計する
- ✓Win-Winを考える:相手も満足する解を探すことで長期的な信頼を築く
「私的成功なくして公的成功なし」
— スティーブン・R・コヴィー
[この本が刺さる悩み] - 仕事を全力で頑張っており、結果もでて、昇進もしたが、私生活が充実してなかったり、家族との関係がぎくしゃく。どうにかしたいなー。と考えている。 - 友人が成功したり何かで認められたりすると、内心はすごく嫉妬しまう、そんな自分も好きでない。どうにかしたい。 - 管理職になって、部下に期待して仕事を任せるが、全然やる気をだしてくれないし、結果もいまいち。自分でやったほうが早い!ってつい思ってしまう。 - やらなければならないことが山積みでいつも時間におわれている。どうしよう?でも手がない。 などなど。 [どんな本?] - 何について書かれた本か — 人格主義に基づき、私的成功(自立)から公的成功(相互依存)へと至るための、7つの原則を体系立てて説いた自己啓発の古典。 - 著者の主張の核 — 一時的なテクニックやスキルでは人生は変わらず、「主体性」「終わりを思い描く」といった人格・原則そのものを土台から鍛えることでしか、本質的な成功や信頼関係は築けない。 - 読み終えると何が変わるか — 目の前の忙しさや他人の評価に流されず、自分の価値観と長期的な目的に沿って優先順位を選び、周囲との関係も「信頼残高」を意識して築けるようになる。 [管理者レビュー] ① 読んだきっかけ 以前から気になっていたが、分厚い本だったので読みだすのに躊躇していましたが、昇進というタイミングでもっとメンタル的にぶれず、一貫した判断基準を持てるようにしたいと思って手にとりました。また、40代も半ばが過ぎ、家族や自身としての将来についても考えて始めていたことがきっかけです。読んでみたら、これ、最強でした! ② 一番の学び 読んで最も刺さったのは、7つの習慣の前の「パラダイム」の話でした。自分が当たり前だと思っている「ものの見方」は、実は自分自身のこれまでの経験や置かれた状況が作り出した色眼鏡にすぎない。この感覚は『サピエンス全史』が説く、人類が共有する「物語」の話にも通じるものがあり、腹落ちしました。そのうえで、第1~第3の習慣、いわゆる「私的成功」のパートが、特に自分の中に残りました。 ③ 実践してどうだったか 部下や家族との関わり方において「反応するかどうかは自分で選べる」「まず相手を理解する」ことを意識するようになった結果、感情的にぶれることが減り、判断に一貫性が出てきたと感じています。一方で正直に言うと、相手が反応的な態度を取ったときに「考え方を教えてあげたい」と思ってしまう自分がいて、これは結局相手を変えようとする行為であり、原則からすればNGです。まず自分の「影響の輪」を広げることに集中し、相手が自然と変わっていくのを待つ、という向き合い方の方が本来望ましいですね。 [こんな人には合わないかも] - 家庭・子育てにまつわる例え話が多いため、独身で年齢の若い読者にはまだピンとこない部分があるかもしれないです。そうした方には、まず『嫌われる勇気』のようなアドラー心理学ベースの本の方が入りやすいと思われます。
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