初級約5〜6時間

苦しかったときの話をしようか

森岡毅

★★★★★

USJを再建した天才マーケター・森岡毅が、就活中の娘に向けて書いたキャリア論。「自分の強みを知り、それを武器にして戦え」というメッセージを通じて、マーケティング思考を人生とキャリアに応用する方法を情熱的に語る。

この本で学べること

  • 自分の強みをT型・A型・S型に分類するフレームワークが、キャリア設計の軸になる
  • 「強みで戦う」という発想が、苦手を克服しようとする消耗戦から自分を解放してくれる
  • マーケティング思考を自分自身のブランディングに適用することで、市場での希少性が高まる

自分の強みを見つけ、それを磨き、それで戦え。それが人生のマーケティングだ

森岡毅

✍️ 管理者レビュー実際に読んだ感想

[この本が刺さる悩み] - 新入社員として入社したが、この先自分がどんなキャリアを目指すべきか見えていない。 - 生成AIが普及していく中、将来、自分の仕事がなくなってしまうのではないか不安。 -などなど。 [どんな本?] - 何について書かれた本かーUSJ復活の立役者・森岡毅氏が、就職や進路に悩む娘に向けて書き溜めた手紙をもとにした、自分の強みを知りキャリアを切り拓くための実践書。 - 著者の主張の核— 会社に依存するのではなく自分自身の職能に依存するキャリアを築くべきであり、苦手の克服に時間を使うのではなく、既に持っている強みに集中して磨き上げる方が人生のレバレッジが効く - 読み終えると何が変わるか— 自分がどんな「強み」を持つナスビ(あるいはキュウリ)であるかを見極め、それに合った環境や役割を自分から選び取っていこうと思えるようになる。 [管理者レビュー] ① 読んだきっかけ マーケティングを学んでいた際、USJを再建した森岡毅さんの『USJを劇的に変えたたった1つの考え方』を読み、非常に勉強になりました。その流れで森岡さんの他の著書を調べていたときに、本書を見つけました。 ② 一番の学び 自分の特性を正しく理解し、「強みを磨け!」「自分自身をマーケティングする」という発想は、自分を振り返る上でも参考になりましたが、同時に、会社の若手社員にもおすすめできる内容だと感じました。「そもそも世界は平等ではない」「業界によってある程度収入は決まっている」といった、世の中や業界の構造を理解する上でも役立ちます。また、タイトルにもなっている「苦しかったときの話をしようか」の章では、著者自身のP&G時代の苦労がリアルな言葉で語られており、興味深く読みました。 ③ 実践してどうだったか 世の中の理(ことわり)を理解した上で、自分は何を目指すのか、そこに向けてどういうマイルストンで進んでいくのか、を考えるきっかけになりました。『7つの習慣』や『IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ』『チーズはどこへ消えた?』など、他のいくつかの本で学んだ事柄とも共通する部分があり、様々なジャンルの本を読むことで、自分の中に少しずつ核ができてきているなと感じさせてくれた一冊でもあります。 [こんな人には合わないかも] 就職・転職・進路選択など、若者世代向けに書かれた本なので、すでに自分の中で立ち位置が定まっている人には目新しさが薄いかもしれません。

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