嫌われる勇気
岸見一郎・古賀史健
★★★★☆
アドラー心理学をベースに「他者の評価を気にしない生き方」を対話形式で解説。承認欲求から解放され、自分らしいキャリアを選ぶ勇気を与えてくれる。
この本で学べること
- ✓すべての悩みは対人関係の悩みである
- ✓他者の課題に介入しない「課題の分離」が人間関係を楽にする
- ✓承認欲求を手放すことで本当の自由と幸福が得られる
「過去は変えられないが、過去の意味は今の自分が決める」
— 岸見一郎・古賀史健
[この本が刺さる悩み] - 過去の生い立ち、学生時代の経験や、自分の経歴のせいで、「自分にはできない」と一歩踏み出せない。とうことがよくある。 - 周りを気にしすぎてしまったり、人と比べてしまい、言うべきことが言えなかったり、自分は劣っていると感じてしまうことがある。 - 新しい分野(仕事やプライベートでの遊びなど)になかなか飛び込めないときに自分の中で言い訳してしまってチャレンジできない。 -などなど。 [どんな本?] - 何について書かれた本か ー アドラー心理学を、哲人と青年の対話形式でわかりやすく解説した入門書。 - 著者の主張の核ー 人はトラウマや過去に支配されるのではなく、対人関係の中で「他者からどう見られるか」を気にしすぎることが不幸の根源であり、「課題の分離」によって他者の課題と自分の課題を切り離すことで自由になれる。 - 読み終えると何が変わるか ー 他人の評価や期待に振り回されず、「嫌われてもいい」という前提に立つことで、自分の人生の選択を自分の意志で決められるようになる。 [管理者レビュー] ① 読んだきっかけ 『7つの習慣』を読んで、人間関係において反応的・受動的だった自分が主体的に物事を見られるようになった感覚があったのですが、あの本は家庭や子育ての例え話が多く、世代的に20代・30代には伝わりにくい面があると感じ、同じような気づきをもっと若い世代にも薦められる本はないかと考えて手に取りました。 ② 一番の学び 冒頭の「トラウマを否定せよ」という章から始まり、「すべての悩みは対人関係から生まれる」という前提のもと語られる「課題の分離」「承認欲求の否定」という考え方には、素直に「なるほど」とうなずかされました。 ③ 実践してどうだったか 実践してみると、トラウマは存在せず自分がそれを言い訳にしているだけだと捉え直せるようになり、他人の課題と自分の課題を分離して考える思考の癖がついてきました。その結果、深く悩んだり、経験のないことに一歩踏み出せなかったりすることが以前より減ってきている。と感じてます。 [こんな人には合わないかも] - 最初、青年がネガティブすぎて、拒否感を感じてしまう方もいるかもしれません。また、悲観的な青年と、哲学者が議論を繰り返す。というような内容となっており、冷静になると、「こんな性格の若者がみしらぬ年配の学者に自分から訪れて、何日も議論する?」というようなことも感じてしまうかもです。
※ Amazonリンクは参考情報としてご提供しています。